ウサギとオオカミ
第8章 トーマ家の家庭事情
「…体調悪いってか…あの。徹さん。後で時間ありますか?」
楓磨のこと話さないと…
「あー…うん。三十分なら。」
「んじゃ、仕事終わってからで。」
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「えぇー。今日はフー君じゃないのぉ?」
「すみません…アハハ…」
ケバイ…
「まぁ、トー君もかっこいいからいいやぁ!」
胸を押し当ててくる…
普通の男なら興奮するかもだけど、
俺はうさみんじゃないと興奮しない。
だから、今、俺は吐き気がする。
楓磨よくこんな仕事できるよな。
ちょっと尊敬。
仕事が終わり、もう、気づけば夜中の3時。
朝早いのによくやるなぁ…