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ウサギとオオカミ

第8章 トーマ家の家庭事情



楓磨の家に行くといつも誰かいた。


女の子が。




トーマくんは学校でいなかった時間にね。





「…っ!だ、誰ですか?」



そんなこと言われるのも慣れてきた。



楓磨のことだからといつもほったらかしにしてた。






僕は昔から女の子とか手を出したことなかったし、


まぁ、告白されることはよくあったけど…





そんなときのこと。




いつも通り、楓磨の家にいくと、




女の子とエッチしてて、



なんか目が離せなくて…



僕はその瞬間気づいた…





楓磨が好きだって…




最悪の瞬間だった。





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