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泣いて、笑って、恋をした。

第2章 act1






喪服を着た人が入れ替わり立ち替わりやってきて頭を下げて行く。




小声ではあったけど
その声は静かなこの空間でははっきりと聞こえて来る。








「可愛そうにね……梨花ちゃんが見つけたんだってね」



「……そうらしいわよ。借金凄かったらしわよ」



「そうなの? 全然そうは見えなかったけどね……」






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