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泣いて、笑って、恋をした。

第3章 act2







カズの両親のお陰で無事に告別式も終えることが出来た。




銀行の口座を凍結させたり、
生命保険のやり取りや借金返済の手続き。
私一人では何一つ出来なかった。





『本当に信頼出来るヤツは一人ぐらいは作りなよ。何があっても裏切らない本当の友達』




……そいつは無条件で梨花の味方になってくれるから……





母親のそれがカズの両親なんだと思う。




何もない私に
無条件で優しくしてくれる。




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