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ふぁざー × こんぷれっくす

第2章 ファーストタイム

私は、はしゃいでいた。


「パパァ~!この服凄い可愛いぃ~!」


「おい!風香!危ないから前見なさい!」


今日は大好きなパパとショッピングに来ている。


我が小田切家は家族仲良しで、良く一緒に出掛けるが、月に一回くらいは私がパパを独占するのだ。


前持ってママに
「今度の日曜日、パパを貸して~!」

打診すると、パパっ子の私にママは苦笑いしながら


「余りおねだりしちゃダメだからね!」


いつも優しく笑って、パパを譲ってくれる。


私はそんな両親が大好きだった。


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