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ラズベリーの恋

第8章 2学期

長い夏休みは終わりました。仕上がった宿題を確かめていた智香は、メールが来たので見て見ました。
「あ!秀君からだ。え?熱?明日は学校休むんだ。大変!」さっそく智香はメールを送りました。「秀君、お大事にね、無理しないでゆっくり休んでね。」と送信しました。夏休みの疲れが出たのかな。と心配しながら、智香は制服の準備をして寝ました。
学校に行って、久しぶりにお友達とおしゃべりしました。智香は、露木の別荘に泊まったのは、誰にも話していないです。ちはやちゃんが「あれ?愛しの露木君は?」と智香に聞きました。「うん。熱を出して。お休みするって。」そうしたら、3人が集まって「じゃーお見舞いに行かないと!」とちゃかします。「うん。行っても大丈夫かな?気を使わせるんじゃない?」
と言いましたが「智香の顔見たら元気になるって!行っておいでよ!」「そっかな?」と照れるとれいちゃんが「んー?夏休みに何か進展あったー?もしかして!もう、出来ちゃったとか?」れいちゃんっていつも鋭いのよね。「え?出来るって何?」とうろたえてると、3人から質問責めだよー!「やーだ!想像しすぎ!何にもないない!そろそろ始まるし、席に戻ろうよ。」と、何とか逃げきったよ。はー危ない危ない!
チャイムがなって、山野井先生が来たよ。「みんな、夏休みはちゃんと勉強したか?宿題は終わっただろうな。さて、席替えするからな。」と、先生に言われる通り席替えしたら、秀君とはだいぶ離れちゃったよ。
あーん。寂しい2学期だな。がっかりしてたら、前の席になった岡本君が振り向いて「よ!近くなったな。よろしくな!」と話しかけて来たので「うん。よろしくね。」と言ったんだけど、私実は岡本君が苦手で。
生意気とゆうか、馴れ馴れしいしちょっとチャラいのよね。岡本君、野球部のピッチャーで女の子から、人気なの。顔も格好いいし、もてはやされてるから、生意気なのかな?秀君がキャッチャーだし、仲良くはしないといけないかな?気が進まないけどね。はー今頃秀君、寝てるかな?心配。やっぱり、帰りにお見舞いに行こう。と、ぼーとしていたら「ほら、早瀬プリントまわせよ。ぼーとして。」と岡本君にせかされちゃった。「あ、ごめん。」慌ててプリント受け取ったよ。早く秀君に会いたいなぁ!

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