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ラズベリーの恋

第66章 未来へ向かって!

高校の入学式です。新しい制服を着た二人は、少し緊張気味でした。智香は短めのスカートを履いてウキウキでした。髪も束ねなくていいし、サラサラのロングヘアーをなびかせて、歩く姿に男の子達は振り向いて可愛いと、眺めていました。二人でクラス別けの表示を見ました。残念ながら、別のクラスでした。「残念だね。」と言って、お互いの教室に向かいました。担任の先生の話しを聞いて、体育館に行きました。入学式は意外と早く終わりました。二人の両親がきて写真を何枚か撮りました。笑顔いっぱいの二人です。智香は校庭の真ん中で、キスしました。露木を抱きしめて「秀君。愛してるわ。ずっとずっと一緒ね。私がおばあちゃんになっても、離れないでそばにいてね。」
「うん。智香。僕も愛してるよ。こんな可愛い智香と出会って幸せだよ。離さないよ。ずっと一緒だからね。」智香の頭を撫でて、またキスしました。
清々しい青空。桜が舞い散り、二人を祝福しているようです。眩しい日の光に包まれて、手を繋ぎ二人は幸せいっぱいに笑いました。
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