
ラズベリーの恋
第27章 中井君と
中井君の舌使いが上手くて。キスもそうだったけど、スッゴク絡めてくるの。だから、今舐められてるのもスゴくて。ああ!これ以上したら我慢出来なくなっちゃう!どうしよう。「ち、ちょっと!中井君!ダメ!や、やめて!お願いやめて!」
そうしたら、中井君はやめてくれたの。「俺じゃダメか?早瀬、もうこんなになってるし、したいんじゃないの?」「え。うん。でも、私には秀君がいるし。」「だよな。でも、俺ずっとチェックしてたけど、2年になってから、早瀬の彼氏は1度も早瀬に会いに来なかったよな。俺、てっきりしょっちゅう教室に来て、仲良くしてる所見せられるかと、思ったよ。」「うん。そうなんだよね。でね、こないだ私から秀君に会いに行ったの。秀君ってわりとおとなしいタイプで、男友達とおしゃべりなんかも、ほとんど見た事なくて。それなのに、そ、それなのに。」智香はポロポロ泣き出しました。「どうしたんだよ。こないだ泣いてたの、それ?」智香はうなずいて「秀君、転校生の女の子と、楽しそうにおしゃべりしてたの。隣の席なんだって。あんなに楽しそうに、私以外の人とおしゃべりしてるの、見るの初めてで。」「そうなんだ。そりゃショックだね。決定的な所を見ちゃった訳か。」智香はまたうなずいて、わぁっと大きな声を出して、しゃくりあげて泣きました。中井はそっと、智香を抱きしめました。「ねぇ?不安だったら、聞いてみなよ。今からでも。話せなかったら、メールでもいいし。」しばらくして、智香はジュースを飲んで、落ち着き携帯を出してきました。智香は露木に電話しました。「あ、もしもし、智香?どうしたの?」「ねぇ、秀君。私、こないだ見たんだけど、転校生の女の子と、ずいぶん仲がいいみたいね。」「ああ、桜木さん?僕、隣だからさ、学校でわからない事は、聞いてくるんだ。話してたら、わりと面白い子でさ、ピアノやバイオリンとか趣味が一緒で。それに偶然同じマンションなんだ。毎朝会うからなんとなく、一緒に学校に行きながら、話すんだ。今度、智香も一緒に」智香は、電話をブチッと切りました。頬にはまた、涙が伝います。露木から電話が鳴って「いきなり電話が切れたけど、どうしたの?」「桜木さん?同じマンションで一緒に仲良く学校に行って、趣味も一緒で良かったじゃない。気が合うみたいだし、桜木さんと付き合えばいいじゃない!秀君のバカ!さよなら!」智香は電話を切って
そうしたら、中井君はやめてくれたの。「俺じゃダメか?早瀬、もうこんなになってるし、したいんじゃないの?」「え。うん。でも、私には秀君がいるし。」「だよな。でも、俺ずっとチェックしてたけど、2年になってから、早瀬の彼氏は1度も早瀬に会いに来なかったよな。俺、てっきりしょっちゅう教室に来て、仲良くしてる所見せられるかと、思ったよ。」「うん。そうなんだよね。でね、こないだ私から秀君に会いに行ったの。秀君ってわりとおとなしいタイプで、男友達とおしゃべりなんかも、ほとんど見た事なくて。それなのに、そ、それなのに。」智香はポロポロ泣き出しました。「どうしたんだよ。こないだ泣いてたの、それ?」智香はうなずいて「秀君、転校生の女の子と、楽しそうにおしゃべりしてたの。隣の席なんだって。あんなに楽しそうに、私以外の人とおしゃべりしてるの、見るの初めてで。」「そうなんだ。そりゃショックだね。決定的な所を見ちゃった訳か。」智香はまたうなずいて、わぁっと大きな声を出して、しゃくりあげて泣きました。中井はそっと、智香を抱きしめました。「ねぇ?不安だったら、聞いてみなよ。今からでも。話せなかったら、メールでもいいし。」しばらくして、智香はジュースを飲んで、落ち着き携帯を出してきました。智香は露木に電話しました。「あ、もしもし、智香?どうしたの?」「ねぇ、秀君。私、こないだ見たんだけど、転校生の女の子と、ずいぶん仲がいいみたいね。」「ああ、桜木さん?僕、隣だからさ、学校でわからない事は、聞いてくるんだ。話してたら、わりと面白い子でさ、ピアノやバイオリンとか趣味が一緒で。それに偶然同じマンションなんだ。毎朝会うからなんとなく、一緒に学校に行きながら、話すんだ。今度、智香も一緒に」智香は、電話をブチッと切りました。頬にはまた、涙が伝います。露木から電話が鳴って「いきなり電話が切れたけど、どうしたの?」「桜木さん?同じマンションで一緒に仲良く学校に行って、趣味も一緒で良かったじゃない。気が合うみたいだし、桜木さんと付き合えばいいじゃない!秀君のバカ!さよなら!」智香は電話を切って
