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エスキス アムール

第10章 ニガイキオク





その名言を最後に

彼女と会うこともなかった。


というのも、

彼女の噂発信能力はハイレベルで、
俺がホモらしいと言う
偽情報が
広がるところまで広がり、



大学の裏サークルである

いわゆる
ゲイサークルの耳に

入ってしまったのだ。




そうなったら、もう止まらない。

毎日
大学の門で男に待ち伏せをされ、
帰りも後をつけられる。



まだ

待ち伏せ、写真、手紙、

そんなものなら
まだ、よかった。




半年ほど経つと、

暴走したゲイサークルの一部が、
夜道一人で歩く俺を
公園で犯そうとしたのである。



抵抗しても相手は男だ。
しかも複数。

あっという間に俺の服は脱がされた。

やばい、掘られる。


そう思った瞬間、











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