エスキス アムール
第14章 冷たい身体
【はるかside】
目が覚めたのは、
夜の19時過ぎだった。
携帯をみると、
シュウからメールが入っている。
『具合、まだ良くならない?
今日も休む?』
その文面を見て、
考えを巡らす。
昨日…、
一気に、昨日のことが蘇った。
あの後、意識を手放したんだ。
ということは、
それから、
10時間以上寝ていたことになる。
裸だったはずなのに、
パジャマをきていた。
大野さんが、着させてくれたんだ。
あんなに酷いことを言ったのに、
彼はどこまでも優しい。
その優しい彼の姿は
どこにもない。
終わったんだ。
呆然としながら、
立ち尽くした。
目が覚めたのは、
夜の19時過ぎだった。
携帯をみると、
シュウからメールが入っている。
『具合、まだ良くならない?
今日も休む?』
その文面を見て、
考えを巡らす。
昨日…、
一気に、昨日のことが蘇った。
あの後、意識を手放したんだ。
ということは、
それから、
10時間以上寝ていたことになる。
裸だったはずなのに、
パジャマをきていた。
大野さんが、着させてくれたんだ。
あんなに酷いことを言ったのに、
彼はどこまでも優しい。
その優しい彼の姿は
どこにもない。
終わったんだ。
呆然としながら、
立ち尽くした。