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エスキス アムール

第21章 彼女との生活

【波留side】







「よかったじゃん!」

「えへへへへへ」



最近は忙しくて
昼飯も食べる暇がなかったから、
要に会うのは久しぶりで。


会ってすぐ
彼に報告すると、
自分のことのように喜んでくれた。


同棲を始めたことも

報告すると
今度遊びにいくよと、笑う。


彼女に
要を是非会わせたいけど、

要に会ったら、

怖がるんじゃないかと思ったら
おかしくなった。




少し会わないうちに、
要からも、良い知らせがあった。



「俺さ、近々、
彼女と結婚しようと思うんだ。」

「本当か?!」



大学時代から、
ずっと付き合っていた

その彼女は
俺も知っている人だった。


とても優しくて、
本当に要に合っている人だ。




結婚式、呼ぶからな。
そう言って、
要は嬉しそうにいう。


そんな親友の姿に、
心の底から嬉しくなった。





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