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エスキス アムール

第27章 彼とのカスタム





なんか最近、

眠りが浅いようで
欠伸がたくさん出る。


なんか、何もしないのに疲れた。


あれからずっと、
木更津は毎日のように
電話をよこしてきた。


一週間ぽっちなのに。


ようやく、今日、
帰ってくるそうだ。


夕飯は悩んだけど、

オムライスにした。



あいつの喜ぶ顔が目に浮かぶ。

美味しいって食ってくれるかな。
あいつ、

疲れてご飯食べれないかもしれないな。



ちゃんと、眠れてたかな。




「……。」



………



………。




別に、
あいつが帰ってくるからって、
ウキウキワクワクなんて、

してない。





別に、あいつがいなかったから、



眠りが浅くなったとか、





別にない。










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