テキストサイズ

エスキス アムール

第31章 彼の嫉妬








「ああっ、ダメだよ
波留くん…っ」



慣らしていないそこは
ギチギチと、
彼のものを飲み込みながら

悲鳴を上げた。


痛い

痛い



痛みしかない。


「波留くん…っやめなって…っ」


反対に気持ちよさそうな
彼は、俺を止めようと必死に
腕を掴んだ。


無理やり動いているうちに
だんだんと、

遠い快楽の波が押し寄せてくる



「あ…っは…ふ…っ」


多分、無理やり入れた時に
切れたのだろう。

彼ものには
血が付いていた。


そんなのはどうでもいい



「行かせない。
出かけるなんて、許さないからな
っ」


無我夢中で彼の上で動きながら
そういえば、


彼は嬉しそうに
微笑んだ。



「あ…や、イく!!」

「ん…出るっ」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ