俺様ヤンキーと生徒会長のお嬢様
第1章 始まりの日。
私の名前は西条 友里愛(さいじょう ゆりあ)。
ここら辺ではお金持ちのお嬢様。
そして私が通っている海聖高校の生徒会長。
私は2年だけど生徒会の先輩に相応しい人がいないとゆーことで私がやることになった。
『はぁ…』
学校だるいなー…
あ、学校のみんなには優等生ってゆー感じに見えてるらしいけど中身はこんな感じ。
「西条さん、おはようございます!!大丈夫ですかー??」
あらら、生徒会の後輩に声をかけられてしまった。
『おはよう、大丈夫ですよ』
飛びっきりの笑顔で答えると顔を赤らめ慌てている。
私は女子生徒の心も射止めてしまったようだ。
そんな後輩をみながらクスッと笑っていると
「西条さん、おはようございます!!!」
「西条さん、今日も美しいですね!!!」
と、セクハラかと思うような言葉などがかけられた。
そんな私は『おはよう』や、『そんなことありませんよ』などと適当に言葉を返しといた。
あー、だりー。
そんなことを思っているなんてここにいるみんなは知らないんだろうな。
そんなことを思いながら歩いていると突然、
ードンッ!!
と物凄い音を立て私と誰かがぶつかった。
「…チッ、いってーな。テメー誰にぶつかってんだよ?あ?」
………は?