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地味子だって恋をする

第1章 第一章



『いただきます。』

私もちょっとだけ冷たくなったご飯を食べ始めることにした。

母の作ったご飯は本当に美味しい。

味わって食べていると
母が何かを思いだしたように私達を見てきた。


「そういえば、この家の隣に玲くん達が引っ越してくるらしいわよ。」

「はぁ?」

母の言葉にいち早く反応したのは歩だった。


九条 玲 (くじょう れい)

玲は私を唯一パシりとして見ないで友達として居てくれた存在。

まさか…隣に引っ越してくるとは…

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