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楽曲名未定

第5章 ☆悪戯 デイビッド目線

脚を開かれ、ガムテープも剥がされ、ローターも外される。
ただでさえ、アブノーマルだった時間を更におかしくさせる瞬間。
もう、イくことしか考えられない。

「あっ、あああ……っ」

壁を破るように、ブライアンのペニスが侵入してきた。
さっきの気持ちよかったところを再び掠られ、待ち侘びていた射精を俺はする。

「ん、っアああっ!!」

溜まっていた精液が、身につけていたシャツにかかる。
それでも中を突かれる動きは止まってくれなくて、敏感すぎる身体にはとても辛いものだった。

「あっ、んんんんんっ!」

「ただで、さえっ……キツいのに、締めるな……!」

「だって……っあ!」

ブライアンに怒るような口調で言われたが、俺はイくことを止めることが出来なかった。
勝手に脚を曲げられて、無理な姿勢になる。
手で脚に触れられるだけで身体が反応した。

「ん、こうすれば、見えるだろ」

「あ……ゃ……嫌だ……!」

腰の動きが止まったかと思うと、結合部が見えるような姿勢になっていることに気づく。
かなり無理な姿勢なのだが、そんなことを考えることも出来ないくらい、俺のアナルはぐちゃぐちゃで。

「はぁ……っは……」

まさか自分がこんなものを呑み込んでいるのか、なんて考えると、身体の奥がキュンキュンと疼く。

「やっぱ、興奮してるんだ」

「……そんなことは、ない……」

「何回もイったくせに」

ブライアンが、今度は唇にキスをしてくる。
唇は無しって言われたのに。
俺はキスされたくはなかった。

「んっ……ふっ……」

「んんっ、んんん!」

ブライアンの吐息が口の中に漏れてくる。
俺は口を閉じていたが、舌でこじ開けられてしまい、侵入を許してしまう。

「また……締まってる……」

「ん……んうっ……」

囁かれ、繋がっているところに意識が移る。
嫌だったキスは、今までの女よりも上手で、甘かった。
溶かされていく。

「っあ……出る……」

いつの間にか、ゆっくりと動いていた腰が俺の奥を突き、中に何かが流れ込む。
それが精液だと知る頃には、セックスも終わっていた。

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