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楽曲名未定

第5章 ☆悪戯 デイビッド目線

口から指が離れたと思えば、いつの間にか収縮を繰り返すアナルをその指で撫でられる。
直に触られたことも触ったこともないところに、俺は不安を覚える。
その不安は、すぐに身に襲いかかってきた。

つぷ、と音を立てて入るべきではないところに入れられるもの。
ブライアンの指が、俺のアナルの中に入っていた。

「ひっ……!」

「うわ、きっつ……ジェイソンとは違うなぁ」

無理矢理2本目の指を入れられ、慣れない圧迫感に頭がおかしくなりそうだった。
身体の向きのせいで、どんな風に入ってるかが嫌でもわかってしまい、ドキドキとした心臓の音が響いた。

「でも、根元まで呑み込んじゃったな」

ブライアンが笑いながら、指を抜き差しし始める。
その瞬間、俺の身体中の細胞とか神経が動き出したかのように自分の身体に逆らえなくなる。

「あああっ!?」

身体が勝手に痙攣したかと思うと、力が抜け、正面のブライアンに覆い被さってしまう。
それが快感だと知る頃には、ブライアンの指が掠ったところを的確に押す。

「ゃ、そこ、おかし……く、なる……!」

「どうして男同士であんなになるかわかったか?」

抉られる様に指を動かされ、また絶頂に押しやられると、精液を零したかのようにペニスが痙攣する。
アナルの中も締まって、指の形がハッキリとわかる。
俺の頭の中は、ジェイソンが犯されているシーンをリピートしていた。

「ブライアン……も、おねがい……」

俺は咄嗟に声を出す。
指以外のものが欲しくてしょうがなかった。

「イきたい、か、ら、ブライアンの……好きに、して……」

嗚咽混じりに言うと、ブライアンの指が抜かれ、目の前にブライアンの硬くなりすぎたペニスが現れる。

「ジェイソン以上におかしくしてやる」

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