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先生とわたしの絶対に秘密な関係

第1章 最悪な出会い

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『…以上の10人は補習するので明日から3日間放課後残るように』


今日の数学の授業で25点という恐ろしい点数のテストが返ってきた


もちろん、補習組みにわたしの名前は呼ばれた


「あちゃー…25点はひどいわ」


まなは後ろからわたしの点数を見て笑う


「笑い事じゃないって…補習とかもう最悪…」


「え〜?悠ちゃんの補習とかもう最高じゃ〜ん!」


内心すごく嬉しいけど必死にその気持ちを隠す


「やっ、やだよ…わたし佐藤先生別に好きじゃないし!」


『聞いちゃった〜』


まなのそのまた後ろから佐藤先生がひょこっと顔を出した


「悠ちゃ〜ん♡わたしも補習受けたーい!」


まなは佐藤先生の腕にしがみつく


『斎藤さんは90点だったから補習はいらないよ』


佐藤先生はそういいながらまなの頭を撫でてから教室を出て行った



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