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先生とわたしの絶対に秘密な関係

第9章 修学旅行当日Ⅱ




「でも…俺…本気だから…」


遥希くんがわたしの手を取る


「それだけ言いたかったんだ」


真っ直ぐにわたしを見つめる瞳に吸い込まれそうになる


遥希くんの右手がわたしの頬に触れる


「好き」


その一言に心臓が飛び跳ねた


……その時


布団の中に隠れているはずの先生の手が正座をしているわたしの足の指に触れた


「ひゃあっ!」


くすぐったくて思わず大きな声をあげてしまった


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