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先生とわたしの絶対に秘密な関係

第10章 秘密の関係




先生をキッと睨むと先生はニヤッと笑った


鬼だー!


わたしは顔が赤くなりそうなのを冷ますために必死に数学の公式を思い浮かべた


『あれ?顔赤くない?』


先生は心配そうな顔をしてわたしの方を見る


「あら、本当」


お母さんも心配そうな顔をする


「きっと修学旅行で疲れちゃったのね」


遥香さんはにこっと笑った


『じゃあ俺ゆなのこと寝かしつけておきますね』


ね、寝かしつけるー!?


「そうしてくれるー?」


お母さんがそう言うと、先生はわたしに行くよと声をかけて階段を登って行った


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