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先生とわたしの絶対に秘密な関係

第4章 好き?




仕事中の母に頼るわけにはいかないし…


自力で家まで帰ろう


足が痛いせいもあり20分近くかけ駅に向かった


「ふぅ…」


これであとは電車に乗れば大丈夫


運良く電車はガラガラだったので座ることができた


……佐藤先生がわたしを追いかけてきて家まで一緒に帰れたらいいのに


“ぼーっとしてボールに当たるなんてお前バカだろ”


なんていいながらも肩を貸してくれたりして


……って、わたしなんで裏の顔の方の先生を思い出してるの!!


わたしが好きなのは優しく“田中さん”と呼んでくれる先生なのに……





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