
先生とわたしの絶対に秘密な関係
第6章 ふたりきりの休日
2人で向かい合って座る
「いただきます…」
『どうぞ』
「……美味しい!」
お店で食べるパスタみたい!
すごく美味しい!
夢中になって食べていると先生が大笑いする
「ん?」
『色気のいの字もないな』
本当に先生の笑いのツボがわからない
「どうせわたしはガキですよっ!」
先生から子供扱いされるのは慣れてますから
わたしはまたパスタを食べる
『…俺、お前のそういうところ結構好き』
先生はそう言いながら、今度は微笑んだ
「っ!ごほっ!」
先生からの“好き”に反応してしまい思わずむせてしまう
