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甘い果汁

第4章 悩む果汁



 それでも悠也は、手を止めない。


 「悠…やッ、だめぇッ、ストップぅ…あぁあんっ、ダメダメダメッ」


 「久しぶりですね、お兄さん、どうです? このイヤラシイ妹さんは?」


 悠也はにこりとお兄ちゃんと里奈さんに、笑顔を向ける。


 「…失礼しました」


 パタン…


 お兄ちゃんと里奈さんは、ドアを閉め去ってった。


 「もっ、ダメッ、イ、イ、イッちゃうううっ、っあ……」


 悠也に力強く抱きついて、私はイッた…。


 「悠也、お兄ちゃん達いてるのに……」


 「興奮したでしょ?」


 「うっ……、うん……」


 「バカ正直モノ…」


 チュッと悠也は私にキスを落とした。


 「お兄さんに挨拶しに行こっか」


 「うん……服着る」

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