サイレントワールド
第14章 VS DEMON LOD
『ほっ!』
「ラァッ!」
ガキンッとおじいさんの両手剣と未来の剣が衝突した。
腕に痺れるような衝撃が走る。
「くそっ!」
一度距離をとり同時に飛んだ伊川と背中を合わせる。
「あいつ…年寄りの癖に強い。」
「…できればこっちも手伝って欲しかったんだけどね。」
伊川の声が少し震えている。
この震えは恐怖というより…。
「…ダメージを負ったのか?」
「うん。」
伊川に視線をあわせると確かにゲージが少し削れていた。
「変わりにこっちもダメージを与えたんだけど…。」
「?」
「回復された。」
「…回復?」
『きびだんごじゃよ。』
おばあさんが話に割り込んできた。
『わしの作ったきびだんごがこの袋の中には大量に入っておっての…。食べれば体力が回復するんじゃ。』
「…面倒だな。」
再び金属音が響く。
おじいさんが未来に攻撃を仕掛けてきたのだ。
「伊川!」
「何!?」
「あの袋!あれを狙うぞ!」
「分かった!」
叫ぶやいなや未来と伊川はおばあさんが持つ袋に向かって走り出した。
「ラァッ!」
ガキンッとおじいさんの両手剣と未来の剣が衝突した。
腕に痺れるような衝撃が走る。
「くそっ!」
一度距離をとり同時に飛んだ伊川と背中を合わせる。
「あいつ…年寄りの癖に強い。」
「…できればこっちも手伝って欲しかったんだけどね。」
伊川の声が少し震えている。
この震えは恐怖というより…。
「…ダメージを負ったのか?」
「うん。」
伊川に視線をあわせると確かにゲージが少し削れていた。
「変わりにこっちもダメージを与えたんだけど…。」
「?」
「回復された。」
「…回復?」
『きびだんごじゃよ。』
おばあさんが話に割り込んできた。
『わしの作ったきびだんごがこの袋の中には大量に入っておっての…。食べれば体力が回復するんじゃ。』
「…面倒だな。」
再び金属音が響く。
おじいさんが未来に攻撃を仕掛けてきたのだ。
「伊川!」
「何!?」
「あの袋!あれを狙うぞ!」
「分かった!」
叫ぶやいなや未来と伊川はおばあさんが持つ袋に向かって走り出した。