サイレントワールド
第3章 NEW WORLD
「そうか…。ここにきていきなりゴブリンに襲われるなんて災難だったな。」
「ああ…。」
今未来と翔はモルテバという街にいた。
さっきまで2人は未来と翔が会った場所にいたがそこでは話もろくにできないので翔がモルテバまで未来を連れてきたという訳だ。
「で…。ここが結局どこなのかはお前にも分からない…と。」
「ああ…。分かってるのはここが世界中のどの場所でも無いことだけ…。」
なんとも絶望的な事だと未来はため息をつく。
「なぁそういえばお前はいつからここにいるんだ?」
ふと思いついて翔に聞いてみる。
「ざっと2週間前くらいかな。」
「え!?それは有り得ないだろ!?だって今日もお前と…。」
「俺と会った…か?」
ハアッ
とため息をついてから翔は話始めた。
「どういうことかは分からないけど俺たちは現実ではちゃんといるらしい。ただ俺たちは今ここにいるんだから現実でいるはずがないんだ。そうなると考えられるのは…。」
「誰かが俺たちになりすましてる…?」
「いや。それは無理だろ。それをやるには俺たちの行動や癖を完璧に熟知しないといけないからな。それ以前にそんなに顔が似ている奴なんてそうそういないだろ。」
「じゃぁどういうことなんだ?」
「今一番有力なのは俺たちが通常の何万分の1秒の速さで時間が進む世界にいるってやつだな。」
「そんなこと有り得るのか!?」
「さぁ…?他にも色々な説があるけど一番まともなのがこれだからな…。少なくとも本物の異世界にとばされたんだなんて説よりはよっぽどマシだろ。」
「まぁ確かに…。」
「まぁ俺たちがそれを考えてても答えはでないだろ。とりあえずメシ食いに行こうぜ!そこでいろいろ教えてやるから。」
「あ、ああ。ありがとな。」
こうして未来と翔は近くの店に入っていった。
「ああ…。」
今未来と翔はモルテバという街にいた。
さっきまで2人は未来と翔が会った場所にいたがそこでは話もろくにできないので翔がモルテバまで未来を連れてきたという訳だ。
「で…。ここが結局どこなのかはお前にも分からない…と。」
「ああ…。分かってるのはここが世界中のどの場所でも無いことだけ…。」
なんとも絶望的な事だと未来はため息をつく。
「なぁそういえばお前はいつからここにいるんだ?」
ふと思いついて翔に聞いてみる。
「ざっと2週間前くらいかな。」
「え!?それは有り得ないだろ!?だって今日もお前と…。」
「俺と会った…か?」
ハアッ
とため息をついてから翔は話始めた。
「どういうことかは分からないけど俺たちは現実ではちゃんといるらしい。ただ俺たちは今ここにいるんだから現実でいるはずがないんだ。そうなると考えられるのは…。」
「誰かが俺たちになりすましてる…?」
「いや。それは無理だろ。それをやるには俺たちの行動や癖を完璧に熟知しないといけないからな。それ以前にそんなに顔が似ている奴なんてそうそういないだろ。」
「じゃぁどういうことなんだ?」
「今一番有力なのは俺たちが通常の何万分の1秒の速さで時間が進む世界にいるってやつだな。」
「そんなこと有り得るのか!?」
「さぁ…?他にも色々な説があるけど一番まともなのがこれだからな…。少なくとも本物の異世界にとばされたんだなんて説よりはよっぽどマシだろ。」
「まぁ確かに…。」
「まぁ俺たちがそれを考えてても答えはでないだろ。とりあえずメシ食いに行こうぜ!そこでいろいろ教えてやるから。」
「あ、ああ。ありがとな。」
こうして未来と翔は近くの店に入っていった。