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サイレントワールド

第3章 NEW WORLD

店の中にはいくつかテーブルと椅子があってテーブルの上にメニューがあるだけ。
それ以外何も誰もいなかった。
「ほら早く座れよ。」
先にテーブルについていた翔が隣の席を指した。
「あ、ああ…。」
「さて、何にするかな。」
「なあ。」
「ん?」
「なんで店員がいないんだ?」
「ああそれは必要がないからだよ。」
「は!?」
「なぜかっていうと…。」
翔はこれでいいかと呟いてメニューの一つのラーメンをじっと見つめた。
すると、
「なっ…!?」
翔の目の前にラーメンが置いてあった。
「これがこの世界で必要な物。つまり…」
一呼吸置いて
「イメージ。つまり想像力だ。」
翔はキッパリ言った。

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