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同じ空の下で

第9章 雷雨

少しだけ、想いを綴ります





また大切な人をなくしてしまって…

今日、さよならをしてきました


笑顔が向日葵みたいなその人は

心を閉ざした私に諦めずに話し掛けてくれて

投げつけたひどい言葉も
理不尽な八つ当たりも
自分でも嫌になるような我儘も

どんな話をしても
沢山の傷を見せても

ただ黙って頷いて

手をぎゅっと握ってくれた


兄と同じ歳の
暖かくて優しくて理想の姉のようだった


沢山の人に愛されてた

早すぎる別れで
私にとっては突然で


でも、お別れが出来てよかった


私宛のメッセージを残してくれてた



ご主人が

しっかり生きて、幸せになるんだよ

いつでも、会いに来てあげてね


って言ってくれた


何も返せなかったけど

これからちゃんと生きていくことが

私に出来る唯一で一番のことで

きっと望まれていることなのだと

そう思って、そう自分に言い聞かせて


いつかまた会ったときに
笑顔で語りかけられるように…



今はまだ辛くて悲しくて
夢見てるみたいで

この喪失感が癒える日がくるかがわからないけど

ただ毎日をちゃんと過ごしてく


本当に本当にありがとう


少しの間 待っててね


結梨












もう少し話そうかな…



今、ここでの私の在り方を思ったとき


私にとってこの場所は

リアルを頑張って生きていくために

自分の素直な気持ちを
頑張るための自分へのエールを綴って
気持ちを落ち着かせる所

言葉だけの繋がりでも
寄り添えて感謝してます


私の中でのこことリアルの
その境界にはグレーゾーンはなくて
はっきりしてて

ちゃんと区別しないと生きていくのが辛くなるから、ここがリアルと交わることはなくて、それが凄く重要


その次元の違いがあるから

ここは気持ちの休まる場所で

その距離が大切で

ここにいる理由になってます


綴る文字に想いをのせて

表情も抑揚も、喜怒哀楽も

綴る文字が色彩をもって
音楽を奏でるように
相手に届くといいなと思っています


ここは特別で大切な場所

だから今のままずっと守り続けたい…


これからも一人呟いたり、回想したり

ゆっくり進んでいきますが

でもこの距離感で見守ってくれるとありがたいです…

















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