
人間型ロボット
第5章 出逢イ 再ビ
雅「..こんくらい平気だよ。俺着替えてくるね」
和「ならいいんですけど..」
バタン
雅「どうしたんだ俺の頭。遂にイカれてきちまったのかよ」
頭を抱えドアを背に座りこむ
なんとなく気付いてる
記憶が戻る前兆だと言う事は
それでもそうだと思いたくないんだ
前まで知りたくて堪らなかった思い出はもういらない
考えても見てよ
俺たちの関係なんてはじめの和を見たら大抵分かる
でも今思い出してどうなる?
また和を無理やりにでも俺のものにする?
そんなのできない
したくなってできないんだ
あいつの幸せそうな顔を見てると
胸が痛くなる
俺の前では見せることのない笑顔を消すなんて事したくはない
綺麗事とか偽善者だとか
どう言われたっていい
雅「だって好きなんだよ、しょうがないじゃん」
今にも消えてしまいそうな声で呟く
どこか遠くを見つめながら
和「ならいいんですけど..」
バタン
雅「どうしたんだ俺の頭。遂にイカれてきちまったのかよ」
頭を抱えドアを背に座りこむ
なんとなく気付いてる
記憶が戻る前兆だと言う事は
それでもそうだと思いたくないんだ
前まで知りたくて堪らなかった思い出はもういらない
考えても見てよ
俺たちの関係なんてはじめの和を見たら大抵分かる
でも今思い出してどうなる?
また和を無理やりにでも俺のものにする?
そんなのできない
したくなってできないんだ
あいつの幸せそうな顔を見てると
胸が痛くなる
俺の前では見せることのない笑顔を消すなんて事したくはない
綺麗事とか偽善者だとか
どう言われたっていい
雅「だって好きなんだよ、しょうがないじゃん」
今にも消えてしまいそうな声で呟く
どこか遠くを見つめながら
