テキストサイズ

人間型ロボット

第6章 記憶ノ復元ガ完了シマシタ

夕方の五時松本さんが帰ってきた

雅「お帰りなさい。今日早いんですね」

潤「ああ。今日の商談が明日になって特にする事ねえし帰宅帰宅」

雅「そうなんですか。今日も1日お疲れ様です」

潤「サンキュ。しかし帰ってきておかえりなさいって言われるのはなかなかと心地がいいね」

雅「あはは、そうですか 」

潤「そうだ。今日もあのバーガー屋さん行こうぜ。」

雅「はい、是非!」

松本さんはしばらくだらけたあとすぐに仕事に取り掛かった

特に急ぎではないらしいけど家でも仕事をしないと落ち着かないらしい

時刻が八時頃になった頃

潤「そろそろ行くか」
雅「はーい」

もう恥じらいなんて感じなくなったラブホ街を通り抜ける俺達
そんな時

女「キャー、あの2人かっこよくない?」
女「ほんとだ話しかけちゃう?」

潤「チッ、面倒くさ」

あの二人とはどうやら俺たちのことらしくて松本さんはとても嫌そうな顔で早歩きに歩く

雅「ちょ、松本さんはやいっ」
潤「わりぃわりぃ 笑」

表情は戻ったものの歩き方は変わらず相変わらず早い

しかし女はまだ近くにいるので
松本さんは俺の手を握りバーガー屋さんまで猛ダッシュ

潤「着いたぞ」
雅「はあはあ、、」

俺はこんなに荒い息をしてるのに松本さんは顔色1つ変えない

松本さんのがロボットなんじゃないかと本気で疑った

そこにはとても和む二人の笑い声が響いていた

そんな二人を誰かが見ているなんて知らずに

?「ああ、そういうことね。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ