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人間型ロボット

第6章 記憶ノ復元ガ完了シマシタ

雅「ん、、朝?」

ソファで寝てた俺の体に毛布がかかっていた
時計を見ると既に昼過ぎ

机には松本さんからの置き手紙があった

___

ソファで寝たら腰わるくするぞ
冷蔵庫に昼飯作ったやつ入れといたから食べといてね〜


___

松本さんは優しい

とんでもないお偉いさんなのに嫌味ひとつ言わない
いつしか俺の憧れになっていた

雅「つってもずっとこのままって訳にも行かないんだよな〜」

電子レンジのボタンを押しながら呟く

松本さんは忙しい方だ
自分の事ばかり考えるにしろ
さすがになんだか申し訳ない

雅「後せめて一週間だけ。お願いします」

ふわふわなオムライスに手を合わせ
お願いの意味も込める

でも別れはそんな先にはならなかった

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