ラブロマンスはあなたと☆
第2章 嘘でしょ?
次の朝。
私は一晩中眠れなかった。起き上がる気力もない。
「まゆー、いつまで寝てるの?お母さんパートに行ってくるから、あとお願いねー」
「…」
母が出て行った後、家の中が静かになる。
私は目を閉じた。
今なら眠れそうな気がしたのだ…。
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パチッと目が覚めた。
すごく寝ていた気がする。
時計を見ると、午後1時になろうとしていた。
そろそろ起きなくちゃ…。とその時。
「っ」
携帯にメールがきていて、私は手に取った。
きっと友達のミズキからだわ。今日学校休んじゃったからそれで、
それで…
「えっ!?」
私は目を見張った。
それはミズキじゃなく、恭也からのメールだった。