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ラブロマンスはあなたと☆

第2章 嘘でしょ?


「こんな俺を、軽蔑してくれていい。
俺はまゆに気持ちを伝えたから。それだけで充分だよ。
だからもう、会うのはよそうな…?」

「っ」

最後の言葉が、辛くて辛くてたまらなかった…。


このまま帰りたくないと思った。
恭也がこの後誰かと会うなんて、考えたくない。


だから


「恭也、これでお別れなら…。もう会えないのなら」

「え?」

私は涙で潤む目で恭也を見つめ、言った。


「私を…抱いて欲しい」と……。

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