ラブロマンスはあなたと☆
第3章 二人の想い
恭也side
まゆ
おまえは今まで出会ったどの子よりも
美しくて
可愛くて
心がキレイだった。
遊び相手の存在を知られたくはなかったよ。
でももう、どうでもいい…。
俺とまゆは、決して将来一緒にはなれない運命なのだから。
なのに抱いたら
もっと好きになった。
俺の腕の中で喘ぐまゆの声が愛しくて
誰にも渡したくないと強く思った。
まゆ、ごめん。
俺はおまえを傷つけて、泣かせるばかりだった。
俺はこれからきっと、誰も愛さないだろう。
ただまゆだけを想って、生きていくよ……。