ラブロマンスはあなたと☆
第4章 再び
全ての行為が終わると、恭也は私に腕枕をしてきた。
覚悟して、なんて怖い言い方をされたけど、実際恭也は私をとても丁寧に優しく抱いた。
「ちょっと長かったよね。ごめん疲れさせて」
「ううん…大丈夫」
なんとなく、恭也の顔を見るのが恥ずかしかった…。
「まゆ」
「なぁに…?」
「もう帰るな。今日から俺と、ここで暮らせ」
「えっ!?」
想像もしていなかった恭也の考えに、私は戸惑った。
「いいだろ?」
「待ってよ!あまりにも急で、私どうしていいかわからないわ…」
私は恭也の目をじっと見つめた。