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ラブロマンスはあなたと☆

第5章 壁


「恭也、おまえはいいかも知れんが父さん達の立場はどうなる?
世間体というものがあるんだ。
二人には申し訳ないが、わかってくれ」

…っ!

それ以上何も言い返せなかった。
そして私は、恭也の元へ行く事を禁じられた。


恭也20歳、私19歳。
あまりに若すぎた。


あまりに壁は高かった。


あまりに悲しい関係だった……。

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