これ以上実らないで
第7章 恋なんてしなきゃよかった
暁月くんは中々クラスでは
イケてる方である。
だからなんだか緊張してしまう。
「篠田ちいせえな」
「うるさいなぁ!これでも5mm伸びたんだから」
「ふはったったそれだけじゃん」
ふわっとした笑顔で笑う。
なんて素敵な笑顔なんだろう。
不覚にもキュンとしてしまった。
そして私たちはカフェの中に入って行った。
窓側の端の席にいく。
「さぁ夜食だ、なんか頼むかー」
暁月くんはわくわくしながら
メニューを見ている。
…なんだか、可愛い。
見た目からして厳ついイメージが
あったからギャップが凄い。
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