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これ以上実らないで

第5章 デート





そこに見えた景色は







空は水色なのに



海はピンク色だった。






「すごぉおい!綺麗…」




まさかこんなに凄い景色を
見せてくれるとは思わなかった。








「ピンクに見えるのが珍しいよなー…」









「うん…! ありがとう大翔さん!
私今凄い幸せ…」






「それはよかった。
お前ピンク好きそうな顔してるから
ちょうどよかったわ」




いつものにこっと爽やかな笑顔で
私の頭を撫でてくれる。





あぁ…頭が熱くなってくる。






大翔さんの掌のせいで。







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