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これ以上実らないで

第5章 デート




それに凄くいい匂いする。






ほんのりと柔軟剤の匂いと




香りの良い香水の匂い。









もうダメ。





私、もう我慢出来ない!







抱き返すのくらい
いいよね…?







そして私は大翔さんに抱きしめられる力より
何倍もの力でぎゅっとした。






「…積極的だね」








「だ、だってぇえ!」






ぐいっ





「だって 何?」







「だ、だから近いぃいい!!」






この人分かってて聞いたなら
めっためたにしたくなる。






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