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第9章 番外編「夜は長い」



「威勢が良いな、それと、睨むのは逆効果だ」

「じゃあこうしましょうか」


グッ

尤希は兄貴の胸ぐらを掴んだ

だが、尤希は両手で服を掴んでおり、しかも兄貴より20㎝くらい尤希は背が低いので、地味に尤希は背伸びをしている


え、なにこの可愛い図

「ハッハッハッハ、、、本当に可愛いね」

兄貴は尤希の顎を上に向かせた

まだ尤希は兄貴を睨んでいる


「あ、そうだ、アメリカの土産あるぞ、見るか?」

「見るっ!!」


うわっ、、、、びっくりした

気が付くと亥月がドアの傍で立っていた


「亥月、リビングにある俺のバッグ取って来い」

ドタバタッ!!


兄貴の言葉も最後まで聞かずに亥月は部屋を飛び出し階段を落ちるように下りていった

そして5秒も経たない内に亥月が帰って来た


「これ!?」


「あぁ、それ、、、そろそろ離してくれない?尤希君?」

兄貴は尤希に微笑んだ

尤希は素直に兄貴を離す


名前はどうせ亥月が教えたんだろう、こんのデカブツめ

「はい、これ風兎」


兄貴はバッグの中から包みを取り出した


「多々良が土産って、、」

風兎が変な顔をしながら包みを受けとる

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