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ハル

第1章 誘拐

どこからか榊が木製の椅子を持ってきてそれに座らせ、両足をそれぞれ全開にして椅子の足に鎖で繋いだ。
両手は椅子の背もたれの後ろで手錠でつなぎ、体をロープで括った。
莉央はここで初めて診察ではないことに気が付いた。
「まってください……なにこれ……、っ」
「うるさいよ♪莉央ちゃん。
今から無駄な抵抗はしない方がいいよ?」
そういい取り出したのは鞭、カッターナイフなどなど。恐怖に顔を歪める莉央。
「あ~ん、そんな興奮しないで?これは最後までのお楽しみ。」

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