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沖田総悟受け短篇集

第1章 いつまでも…… (土沖)


 「ひ…土方さん……無事…ですかぃ……?」

「俺のことなんかよりお前はどうなんだ?」

 「なん…とか……」

 力なくヘラヘラ笑いながら総悟は言うが血が止まらず立っていられないようで横たわっている。

 「嘘つけ!俺の事なんか庇うから……」
 
 「…土方……さんが…無事で……よかっ…」

 言い終わる前に総悟は目を閉じ息絶えた。慌てて総悟の胸に耳を押し当てるがもう心臓は動いていない。

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