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月の蜜

第2章 お嬢様の我が儘

「キャハハッ!きったなぁーい。」

アコはそれをゴミ箱のようなところへ放り投げ、その後思い出したかのように切り取った乳首も一緒に捨てた。

───ガチャン───そのとき温室の扉が開き、二十代後半のスーツを着こなしたスマートなイケメンが入ってきた。

女は助かったと思った。

「おにぃちゃん、見てみてぇ?

アシンメトリーだよ!
あのね、美術の教科書に書いてあったの。右のおっぱいの先端ないでしょ?」



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