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月の蜜

第2章 お嬢様の我が儘

「良くそんな難しい言葉知ってるね。

わ、ほんとだ……アコは芸術家だなあ。お兄ちゃんにカッター、貸してみ?もっと芸術的にしてあげる。」

アコは無邪気に笑い、男はそんなアコの頭を“えらいえらい”そういいながら撫で、カッターの刃を女に向けた。

「…‥ヒッ!!!ゃ、やめっ……っあ゙ぁぁー!」

男は女の右手の親指をいとも簡単に笑いながら切り落とした。



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