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あなたを愛して。

第1章 近くて遠い 【no】

O「ちょっと翔くん!おいらの席取らないでよ〜」


ぷくぷくと頬を膨らます。

翔さんは「ごめん智くーん」と顔をほころばせた。


S「ニノの隣は智くんの特等席だもんね?」

O「そーだよ〜♪」


特等席、か…。

なんか、めっちゃ照れるんですけど。

でもきっと、大野さんは何にも考えずに言ってるでしょうけどね。

俺はこんなにも、あなたの言葉に胸を高鳴らせているっていうのに…。


N「頑張って…みる、か」

O「ん〜?ニノなんか言ったぁ?」

N「いぇ、なんでもないですよ」


頭の上にハテナマークを浮かべている大野さんに、笑顔で答えた。


それから翔さんのとこへ歩み寄り、小声で話した。


N「翔さん、俺頑張ってみますよ。大野さんに気持ち、伝えます」

S「そっか…んじゃぁ俺も頑張らなくちゃな!」

N「はい、お互い悔いの残らないようにしましょうね?」


ニヤッと笑いながら翔さんの顔を覗き込んだ。

するとアイドルらしいキラキラの笑顔で


S「もちろん!」


と言った。



そう、どんな結果でも俺たちの絆が壊れるようなことにはしたくない。

ただ、伝えたいんだ。


だから俺は今日、大野さんに気持ちを伝えるよーーー…。


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