秘密のアルバイト
第12章 おかしな雅紀
「おいっ・・・かず・・・」
ドキッ‼
ドアの向こうから、雅紀の声がした。
「なっ、何だよ急に・・・びっくりするだろう?」
「ごめん・・・
いやっ、出てくるのが遅いから、どうしたのかと思って」
「何でもないよ。もう今出るから」
もう少しだったのに・・・
生煮え状態でも仕方ない。
バレないように、部屋へ行こう。
「雅紀、シャワーは?」
「あぁ・・・うん・・・」
気のない返事。
でもシャワーを浴びにいった。
俺はテレビを見ながら気持ちを、体を落ち着かせようとしていた。
ボーッとしていると、LINEが届いた。
「・・・あっ!!潤からだっ!」
久しぶりの潤からのLINE。
ドキドキしながら、LINEをひらいた。
『かず、久しぶり、元気にしてる?
俺はかずに会えなくて、寂しすぎて死んじゃいそうだよ。
かずは俺に会えなくても、寂しくない?
ー死にそうではないけど、俺も寂しいですー
来週末、時間がとれそうなんだけど、二人で食事でもどうかなと思ってね』
『お久しぶりです。
連絡もらえて、超嬉しいです。
俺の事、忘れちゃったのかななんて心配してました。
来週末、空けておきます。
時間と場所が決まったらLINE下さい。待ってます』
『かずの事を忘れるわけないでしょ!
相談したい事があるって言ってたから、その時ゆっくり聞いてあげるね。
可愛いかず、楽しみにしてるね』
『は~い、待ってま~す👋』
これでよしっ・・・と。
会うのは、あの撮影以来。
数ヶ月前の事が、何年も前の事のように思えてしまう。
「あっ、かずLINE?・・・誰からなの?」
ジュースをグラスに注ぎながらたずねてくる雅紀。
「誰って・・・バイト先の友達だよ」
「バイト先の友達?」
嬉しさのあまり、雅紀の暗い表情も気にせず、ジュースを飲みながらテレビを見ている。
ドキッ‼
ドアの向こうから、雅紀の声がした。
「なっ、何だよ急に・・・びっくりするだろう?」
「ごめん・・・
いやっ、出てくるのが遅いから、どうしたのかと思って」
「何でもないよ。もう今出るから」
もう少しだったのに・・・
生煮え状態でも仕方ない。
バレないように、部屋へ行こう。
「雅紀、シャワーは?」
「あぁ・・・うん・・・」
気のない返事。
でもシャワーを浴びにいった。
俺はテレビを見ながら気持ちを、体を落ち着かせようとしていた。
ボーッとしていると、LINEが届いた。
「・・・あっ!!潤からだっ!」
久しぶりの潤からのLINE。
ドキドキしながら、LINEをひらいた。
『かず、久しぶり、元気にしてる?
俺はかずに会えなくて、寂しすぎて死んじゃいそうだよ。
かずは俺に会えなくても、寂しくない?
ー死にそうではないけど、俺も寂しいですー
来週末、時間がとれそうなんだけど、二人で食事でもどうかなと思ってね』
『お久しぶりです。
連絡もらえて、超嬉しいです。
俺の事、忘れちゃったのかななんて心配してました。
来週末、空けておきます。
時間と場所が決まったらLINE下さい。待ってます』
『かずの事を忘れるわけないでしょ!
相談したい事があるって言ってたから、その時ゆっくり聞いてあげるね。
可愛いかず、楽しみにしてるね』
『は~い、待ってま~す👋』
これでよしっ・・・と。
会うのは、あの撮影以来。
数ヶ月前の事が、何年も前の事のように思えてしまう。
「あっ、かずLINE?・・・誰からなの?」
ジュースをグラスに注ぎながらたずねてくる雅紀。
「誰って・・・バイト先の友達だよ」
「バイト先の友達?」
嬉しさのあまり、雅紀の暗い表情も気にせず、ジュースを飲みながらテレビを見ている。