秘密のアルバイト
第12章 おかしな雅紀
グラスを片手に俺の隣に座る雅紀。
しばらく黙ってテレビを見ていた。
「なぁかず・・・バイト、楽しいか?」
「えっ?!・・・まぁ・・・ね」
「辛く・・・ない?」
「まぁ、そんなに辛くは・・・ないよ」
「辞めようとは思った事はないの?」
「今のところ・・・思わない・・・
そう言うお前はどうなの?
コンビニのバイトって、大変なのか?」
「辛くないと言ったら嘘になるけど、学費の足しにしたいしね。
でもかず、どうして今のバイトやろうと思ったの?
バイト代、いいの?」
「どうしてって・・・ただ何となくだよ。
学費の足しもそうだけど、生活費もいるからね」
「今のバイト辞めて、俺と一緒にコンビニでバイトしないか?
俺、店長に話してやるよ」
「いいよ、そんな事しなくても。
別に今のバイト・・・嫌じゃ・・・ないし」
「嫌じゃないんだ・・・そうなんだ・・・」
「何だよ、気になる言い方だな。
まっ、いいや・・・俺もう寝るね。
電気とテレビ、消しておいてね」
俺は先にベッドに潜り込んだ。
「おっ、俺も寝よっと」
電気を消し、雅紀もベッドに入ってきた。
余分に布団がないから、雅紀が泊まるときは、大きめの俺のベッドで二人で寝る。
俺達二人にとって、けして珍しい光景ではない。
子供の頃から、お互いの家に泊まるときは、一緒に寝ていた。
大人になった今でも変わっていない。
ーどうしよう、全然眠れないよ・・・ー
風呂場で中途半端に終わってから、俺の体は全くおさまる様子がない。
トイレに行って、抜いてこようかな。
いやいや、また雅紀が不信の思って呼びに来るかもしれないし・・・
でも静かになったし、もう寝たみたいだから、こっそりとトイレに行ってこようかな・・・
「うぉっ!ビックリした・・・
何、まだ起きてたの?もう寝たかと思ったよ」
雅紀が寝ている事を確認しようと横を向くと、雅紀がじっと俺を見ていた。
「何、眠れないの?」
「えっ・・・あぁ、ちょっとね。
トイレでも行ってこようかなぁ・・・て」
体を起こそうとすると、思い切りベッドに押し倒された。
「わぁ、何だよ雅紀。どうしたんだよ!」
そして雅紀は、俺の上に覆い被さってきた。
しばらく黙ってテレビを見ていた。
「なぁかず・・・バイト、楽しいか?」
「えっ?!・・・まぁ・・・ね」
「辛く・・・ない?」
「まぁ、そんなに辛くは・・・ないよ」
「辞めようとは思った事はないの?」
「今のところ・・・思わない・・・
そう言うお前はどうなの?
コンビニのバイトって、大変なのか?」
「辛くないと言ったら嘘になるけど、学費の足しにしたいしね。
でもかず、どうして今のバイトやろうと思ったの?
バイト代、いいの?」
「どうしてって・・・ただ何となくだよ。
学費の足しもそうだけど、生活費もいるからね」
「今のバイト辞めて、俺と一緒にコンビニでバイトしないか?
俺、店長に話してやるよ」
「いいよ、そんな事しなくても。
別に今のバイト・・・嫌じゃ・・・ないし」
「嫌じゃないんだ・・・そうなんだ・・・」
「何だよ、気になる言い方だな。
まっ、いいや・・・俺もう寝るね。
電気とテレビ、消しておいてね」
俺は先にベッドに潜り込んだ。
「おっ、俺も寝よっと」
電気を消し、雅紀もベッドに入ってきた。
余分に布団がないから、雅紀が泊まるときは、大きめの俺のベッドで二人で寝る。
俺達二人にとって、けして珍しい光景ではない。
子供の頃から、お互いの家に泊まるときは、一緒に寝ていた。
大人になった今でも変わっていない。
ーどうしよう、全然眠れないよ・・・ー
風呂場で中途半端に終わってから、俺の体は全くおさまる様子がない。
トイレに行って、抜いてこようかな。
いやいや、また雅紀が不信の思って呼びに来るかもしれないし・・・
でも静かになったし、もう寝たみたいだから、こっそりとトイレに行ってこようかな・・・
「うぉっ!ビックリした・・・
何、まだ起きてたの?もう寝たかと思ったよ」
雅紀が寝ている事を確認しようと横を向くと、雅紀がじっと俺を見ていた。
「何、眠れないの?」
「えっ・・・あぁ、ちょっとね。
トイレでも行ってこようかなぁ・・・て」
体を起こそうとすると、思い切りベッドに押し倒された。
「わぁ、何だよ雅紀。どうしたんだよ!」
そして雅紀は、俺の上に覆い被さってきた。