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「何だよ・・・何すんだよ！」

「なぁかず・・・
俺さぁ・・・俺、子供の頃からずっとお前の事がずっと好きだったんだ」

「何・・・冗談はやめろよ」

「こんな事、冗談なんかで言えるわけないだろ。
俺、マジなんだよ」

「俺にどうしろって言うんだよ」

「俺の・・・俺だけのかずになって」

「何を・・・んっ！」


唇を重ねてきた。


「んっ・・・んっ・・・」


固く唇を閉じ、抵抗した。

体を触りだし、シャツの中に手を入れてきた。


「んふっ・・・うんっ・・・」


焦っているのか、すぐシャツから手を出し、硬くなったままの俺を握った。


「もう・・・止めて」


力を振り絞って雅紀を押し返した。


「かず・・・どうして？
俺の事、嫌いなの？」

「嫌いじゃないよ、雅紀の事は好きだよ。
もちろん友達として、幼馴染みとしてだよ」

「それだけ・・・なの？
俺は誰にも負けないくらい、かずの事好きなのに」

「誰にもって何だよ」

「誰かの物になってしまうのなんて、我慢できない。
俺の物になって」


また上に覆い被さってきた。

また唇を重ねて俺を握った。


「これ以上したら・・・許せなくなる！」


ビクッとして、雅紀は俺の上から降りた。


「俺は、かずの近くにいられれば、それでよかったんだ。
だけど大学に入ってからはなかなか会えないし、友達にいつも囲まれているし、バイトも何してるかも教えてくれないし・・・
俺からどんどんかずが離れていくようで、誰かに取られそうで、俺・・・」

「俺はいつまでも、雅紀の一番の友達だよ。
鍵持ってんだから、いつでも来ればいいしさ」

「俺は、かずと友達以上の関係になりたい。
ってか、かずを俺だけの物にしたい。
諦められないよ」

「お願い、雅紀・・・
なぁ、どうしたら諦めてくれる？」


雅紀はしばらく黙っていた。


「雅・・・紀？」

「わかったよ。
大好きなかずを困らせたくないしね。
悔しいけど、諦めるよ」

「ありがとう、雅紀」

「じゃあ、１つだけお願い聞いて」

「いいよ・・・何？」

「・・・」

「・・・雅紀？」


































「抱いて・・・いい？」