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秘密のアルバイト

第12章 おかしな雅紀

「抱くってその・・・」

「それで俺、諦めるから」

「そんな事したら、逆効果じゃねぇ?」

「大丈夫だよ。
俺の大切な思い出にするから・・・ねっ!」


俺は迷った。

そんな事したら、次からどんな顔をして雅紀に会えばいいかわからない。

でも、雅紀の真剣な顔を見ていたら・・・


「本当に・・・諦めてくれる?」

「うん。
大好きなかずに、嘘なんてつかないよ。
かずに嫌われるなんて、死ぬより辛いよ」

「じゃあ・・・いいよ」

「かず・・・」


体を起こし、顔を近づけてきた。

さっきとは違って、優しくキスをした。

俺も口を開き、滑り込んできた雅紀の舌に絡めた。


「はぁん・・・ふぅん・・・」


舌を絡めながら、俺は声を出す。


「かず、大好き・・・」


俺は何も答える事が出来なかった。

シャツを脱がし、唇が徐々に下りてくる。

男を抱くなんて初めてのはずなのに、何かこいつ馴れてるな・・・

てっ、元は彼女いたわけだし、同じ要領だから馴れてて当たり前か。

一瞬でもそんな事を考える余裕は、ここまてだった。

下りてきた雅紀の唇が、俺の敏感な乳首に到達した。


「あんっ・・・」


両方の乳首を、交互に舐める。

俺は舐められる度に、体をくねらせ声を出す。


「かずは乳首が感じるの?
かずの乳首、まん丸でプリッとして可愛い」

「うるさい!黙って・・・やれよ」

「あんあん喘いでいるやつに言われても、何の迫力もないよ」

「うっ、うる・・・さい」


俺は声を圧し殺した。

感じやすいと言う事を、雅紀に知られたくはない。

雅紀はシャツもズボンも脱ぎ、下着だけになった。

俺の体中を隅々まで舐め回すと、下着と一緒にズボンを脱がした。

シャワーを浴びた時から、全然おさまることのない俺が、また更に硬く大きくなっていた。









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