秘密のアルバイト
第14章 お前なのか?
「こんなところへ、どうしたの和也君」
「どうして・・・どうしてこんな事したんだよ」
「和也君、なんの事?」
「とぼけるなよ、お前その・・・俺がどんな仕事してるか、チクっただろう?」
「何言ってるの?チクったって何の事だよ。
俺は何も誰にも言ってない!」
俺より少し背の高い櫻井の胸ぐらと掴み、壁に押し付けた。
「じゃあ何で先生が俺の仕事の事知ってるんだ?
お前しか知らないのに・・・
あのとき潤に言われた腹いせで、チクったんだろ?
ひどいよ・・・」
「俺はそんなことしてない!
それに、あのときのあの人の目を見たとき、この人には敵わないって思って俺、和也君の事諦めたんだ」
「うそ・・・だ・・・」
「うそじゃないよ。
あの人って和也君と一緒に撮影してた人でしょ?
初めてその・・・Hした人だよね?」
黙ってうなづいた。
「だから俺、今まで通りの和也君ファンでいようと決めたんだ」
「じゃあ・・・誰なの?」
「・・・あっ・・・えっ?!
まさか・・・ねぇ・・・」
「何だよ・・・何か心当たりでもあるの?」
「いつ頃だったか相葉とバイトのシフトが同じ深夜のとき、俺んちに泊まりに来たときの事なんだけどね、
俺が風呂から出るとテレビの前で、何かゴソゴソしていたんだ。
もしかしてその時、例のDVDを見られてたら・・・」
まさか、雅紀が・・・ねぇ。
そんなことするはずがない。
て言うか、こいつの部屋で俺のDVD、見たのか?
「和也君、何かあったの?顔色が悪いよ」
頭の中が、真っ白な状態。
こんな事、直接雅紀に聞けるわけないし・・・
「和也君、何か困った事があったら俺、力になるよ。
よかったら話し聞かせて」
「あっ・・・ありがとう。
疑って悪かったな。またな・・・」
「あのさ和也君・・・やっぱあの人と、付き合ってるの?」
黙ってうなづき、その場を立ち去った。
「どうして・・・どうしてこんな事したんだよ」
「和也君、なんの事?」
「とぼけるなよ、お前その・・・俺がどんな仕事してるか、チクっただろう?」
「何言ってるの?チクったって何の事だよ。
俺は何も誰にも言ってない!」
俺より少し背の高い櫻井の胸ぐらと掴み、壁に押し付けた。
「じゃあ何で先生が俺の仕事の事知ってるんだ?
お前しか知らないのに・・・
あのとき潤に言われた腹いせで、チクったんだろ?
ひどいよ・・・」
「俺はそんなことしてない!
それに、あのときのあの人の目を見たとき、この人には敵わないって思って俺、和也君の事諦めたんだ」
「うそ・・・だ・・・」
「うそじゃないよ。
あの人って和也君と一緒に撮影してた人でしょ?
初めてその・・・Hした人だよね?」
黙ってうなづいた。
「だから俺、今まで通りの和也君ファンでいようと決めたんだ」
「じゃあ・・・誰なの?」
「・・・あっ・・・えっ?!
まさか・・・ねぇ・・・」
「何だよ・・・何か心当たりでもあるの?」
「いつ頃だったか相葉とバイトのシフトが同じ深夜のとき、俺んちに泊まりに来たときの事なんだけどね、
俺が風呂から出るとテレビの前で、何かゴソゴソしていたんだ。
もしかしてその時、例のDVDを見られてたら・・・」
まさか、雅紀が・・・ねぇ。
そんなことするはずがない。
て言うか、こいつの部屋で俺のDVD、見たのか?
「和也君、何かあったの?顔色が悪いよ」
頭の中が、真っ白な状態。
こんな事、直接雅紀に聞けるわけないし・・・
「和也君、何か困った事があったら俺、力になるよ。
よかったら話し聞かせて」
「あっ・・・ありがとう。
疑って悪かったな。またな・・・」
「あのさ和也君・・・やっぱあの人と、付き合ってるの?」
黙ってうなづき、その場を立ち去った。