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秘密のアルバイト

第16章 言いなり

何で・・・何でこんな時に潤に会うの?

今一番会いたい人。

でも今一番会いたくないひとでもある。

来ないで・・・

そんな事言って、潤怒っただろうな。

でもこんな汚れた体で、潤に近づくことなんて出来ない。

嫌われちゃったかな?

でも俺自信がまいたたねだもん。
嫌われても仕方ないよね。








次の日、また引っ越しの手伝いと言っては新しい部屋へ誘われた。

ドアの鍵をかけ、俺の持っている荷物を適当に置き、我慢できないのか後ろから抱きついてくる。

体を触り、無造作に服を脱がす。
俺を自分の方へ向けると、体にむさぼりつく。

ソファに俺を押し倒すと、自分も服を脱いだ。

体を触り、舐めまわす。


「もう、どうにでもなれ・・・」


俺はそんな気持ちで、何も抵抗しない。


「でもこんなこと、いつまで続ければいいんだろう」


気持ちとは裏腹に反応する体に、何だか嫌気がさす。


「俺は淫乱なのか?」


触られながら、擦られながら、激しく突き上げられながら、そんな事を思ってしまった、!


「あっ・あっ・イクっ・・・」

「あんっ・イクっ・・・あぁん・・・」


俺に覆い被さる先生の胸に、俺は大量に飛ばした。


「二宮君は僕の物だ。
もう誰にも渡さないから・・・」


キスをして、耳元で囁く。
その言葉に俺はゾッとした。


「俺は潤のもの、潤だけのもの・・・」


そんな事、言える訳もない。


この関係は毎日続いた。


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